みんな興味津々。入る人は少ないです。


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造幣局「桜の通り抜け」で見かけた謎の見世物小屋 2003


桜ノ宮・造幣局の「桜の通り抜け」の露天の一つに見世物小屋がありました。 聞いたことはあったけど、いまだにあるとは知りませんでした。
なんか昔にタイムスリップしたみたい。「かに男」に「たこ娘」「吸血女」見たいけど怖い。

というわけで、最終日に日を改めて入りました。(なんで改めらなあかんねん!) 入場料は、普段\700の所\500。待ってみるもんやで。
お金は後払いやて、(客に安心感を与える作戦やな・・)で、いざ期待して中に入ると ん?正面は客の立見席。板が斜めに敷いてあり、簡単なひな壇になって
客がこっち向いて立ってる。舞台は入口のすぐ左にあって、道路に背を向けて建ててあると言うわけ。
覗き見が出来ひんためか?なんか嫌な予感が・・。椅子はないので仕方なくしゃがむ

舞台(そんなええもんか!)では・・。年の頃なら70才前ぐらいのおっちゃんが、ぎこちない手つきで手品やってるぅ・・、なにそれ・・。なんで手品?「たこ娘」は?
なんかちやうやん・・。まぁええわ、そのあとやろ・・。「輪ッか」が重なって取れるやつ、新聞を細かく裂いて元に戻すやつ・・。
そのおっちゃんのすぐ後ろでは、太った30才前ぐらいのねーちゃんがパイプ椅子に座って必死で携帯でメールを送ってる。客なんか無視や、前でおっちゃんが手品してるのに。
何ちゅーやっちゃ!そのおっちゃんの退屈な手品がおわると、座ってたねーちゃんがマイクを持って、横に無造作に置いてあった剥製の牛を足で舞台の前に引き寄せて
 「さ〜てこの牛は・・」 司会かい!あんたは!  「この剥製の牛は頭が二つ、目が四つ、口が二つ・・」とか言うてる、けど所詮剥製やん。
わしら三宮の高架下の薬屋で双頭の鹿の剥製をいつも見てるで。  そのねーちゃんいわく「もうこのような不幸な牛が生まれてこないよう願いを込めて
お送りするものです」やて。(ほんまかいや!それをネタにしてるやん)  ほんで、このねーちゃんいわく「さて次は・・」(もう終わりかい!)

舞台左側に、これも70過ぎぐらいの小さなおばあちゃんがずっと座ってた、そのばあちゃんがローソクの束に火をつけ口にたらす。なにすんねん、ええ年して。
そして、なにやら口に含み火を噴いた。ザ・シークか?バルゴンか?あんたは!あっバルゴンは「虹」出すんやった、 ほいで、生きたヘビの頭を取って口にいれ噛みはじめる。
好き嫌いのない人やね。 (-_-;)  さっきの太ったねーちゃんが外にいる係りの人に「新しいへび取ってぇ〜」と叫ぶ。 どんなとこや?どういうシステムや? 新しいヘビが来た。
ここは見とれん、ワシこんなん嫌いやねん、やさしいから。WWFに言うぞ!WWF言うてもプロレスちゃうぞ!今はWWEじゃ!訴えられたんじゃ!

さっきから気になってた。その「ヘビばあちゃん」の奥に、神棚のミニチュア見たいなのがあり 日本髪のカツラかぶったこれも70過ぎのばあちゃん?いやじいちゃん?が
頭を出したり引っ込めたりしている。けどメチャメチャ小さい人や。今は、禁止語になってる「ミゼット」の人やろうか?けど肩幅なんか25cmぐらいやで!

結局【ヘビばあちゃん】が終わって、「次は何かいな・・」と思うと、またおっちゃんの手品やった。 これの繰り返しや。 「たこ娘」は?「かに男」は?「狼女」は?
世間の厳しさを知り出口で\500を払って帰る「かん」でありました。わしがアホやった。この世には「たこ娘」も「かに男」も「狼女」もおれへんねん。(-_-;)

なお、見世物小屋について詳しいページがあったのですが閉鎖されたようです。
見世物小屋 http://sideshow.hp.infoseek.co.jp/


このHPによると自分が見たローソクのばあちゃんは、大寅興行社のおミネさん、かも知れません。
日本髪のおばあちゃんは安田興行社のたこ娘のフクちゃん(この方は写真ではっきり確認しました)です。なお場内は撮影一切禁止でした。


なんじゃこりゃ〜!この看板怖すぎる〜!
狼娘か吸血女かどっちやねん。なんのこっちゃ〜わからんけど怖い〜!
ほんまにこんなんが見れるんかいな?怖そう〜。
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